高校入学
4月9日 息子の高校入学式でした。
息子は、中学へ入学して間もなく、ひどいいじめにあっていました。
恐喝を受け、暴行を受け、唯一友達と思っていた子からも裏切られ暴力を受けました。
母親である私はずっと気が付くことができませんでした。
情けない母親です。
少しづつ不登校になっても理由を言わない息子は、先生から「怠け」と言われました。
ある日の朝、布団にくるまって出てこない息子の顔を見て愕然。
腫れ上がり歪んだ顔、体のあちこちにはアザ、明らかに暴行を受けたと分かる状態でした。
「自転車で転んだんだよ」
何度聞いても息子はそう答えました。
すぐに担任に電話をかけたところ、返ってきた言葉は
「今日は学校は休みですから警察に言ってください」
・・・怒りに打ち震えました。
警察を通してから、少しづついろんなことが分かってきました。
加害者の生徒や親とも会い、いろんなことが見えてきました。
衝撃だったのは、その親がうちの子を送り迎えしていたことです。
暴行を受けたあとの息子を我が家に送り届け何も言わずにいた親の心が
私には理解できません。
ただひたすら黙って耐えていた息子。
ずっとずっと友達をかばっていた息子。
その後息子は、その傷を癒すかのように
その疲れ果てた心と体を癒すかのように眠り続けました。
ほとんどの時間を眠りに使っていました。
転校しましたが、ほとんど学校には行けませんでした。
私は無理やり学校に行けなんて言えませんでした。
必ず「時」が来る。そう信じていたからです。
いじめは、いじめる人間が100%悪い。
どんな言い訳も通用しないと私は思っています。
息子をいじめていた子に聞きました。どうして?と。
その子はこう答えました。
「いっつも笑ってて気持ち悪い」
いじめる人間は自分を正当化しようと必ず言い訳する。
「あいつがこんなこと言ったから」「いつも何も言わないから」
「臭くて汚いから」「学校に不似合いな服を着てるから」
「太ってるから」「痩せてるから」
じゃあどんな人間ならいじめられない?
どんな人間になればいい?
どんな人間だって、傷つけていい理由なんてない。
傷つけるのは、他人を認められない醜い心からでしょう?
どこまでも優しくて繊細で
どんな人のことも、一言たりとも悪く言ったことが
生まれてから一度もないという息子です。
いつも娘と「信じられないよね」というほどです。
そんな息子を心の底から誇りに思います。
りょう、あなたは負けてない!
誰よりも人の心が分かる
その優しさがあなたの武器です!
あなたを認められない社会なら
私は真っ向から戦うよ!!
でも絶対に大丈夫だと信じています。
深い眠りから目覚め
自分の道を選び出し
行けないと言われていた高校入学を勝ち取ったあなたの
新しい人生を、ずっとずっと応援しています。
北海道の広大な自然に抱かれながら
悠々と自分らしく歩いていってね。
高校入学、本当におめでとう!
息子は、中学へ入学して間もなく、ひどいいじめにあっていました。
恐喝を受け、暴行を受け、唯一友達と思っていた子からも裏切られ暴力を受けました。
母親である私はずっと気が付くことができませんでした。
情けない母親です。
少しづつ不登校になっても理由を言わない息子は、先生から「怠け」と言われました。
ある日の朝、布団にくるまって出てこない息子の顔を見て愕然。
腫れ上がり歪んだ顔、体のあちこちにはアザ、明らかに暴行を受けたと分かる状態でした。
「自転車で転んだんだよ」
何度聞いても息子はそう答えました。
すぐに担任に電話をかけたところ、返ってきた言葉は
「今日は学校は休みですから警察に言ってください」
・・・怒りに打ち震えました。
警察を通してから、少しづついろんなことが分かってきました。
加害者の生徒や親とも会い、いろんなことが見えてきました。
衝撃だったのは、その親がうちの子を送り迎えしていたことです。
暴行を受けたあとの息子を我が家に送り届け何も言わずにいた親の心が
私には理解できません。
ただひたすら黙って耐えていた息子。
ずっとずっと友達をかばっていた息子。
その後息子は、その傷を癒すかのように
その疲れ果てた心と体を癒すかのように眠り続けました。
ほとんどの時間を眠りに使っていました。
転校しましたが、ほとんど学校には行けませんでした。
私は無理やり学校に行けなんて言えませんでした。
必ず「時」が来る。そう信じていたからです。
いじめは、いじめる人間が100%悪い。
どんな言い訳も通用しないと私は思っています。
息子をいじめていた子に聞きました。どうして?と。
その子はこう答えました。
「いっつも笑ってて気持ち悪い」
いじめる人間は自分を正当化しようと必ず言い訳する。
「あいつがこんなこと言ったから」「いつも何も言わないから」
「臭くて汚いから」「学校に不似合いな服を着てるから」
「太ってるから」「痩せてるから」
じゃあどんな人間ならいじめられない?
どんな人間になればいい?
どんな人間だって、傷つけていい理由なんてない。
傷つけるのは、他人を認められない醜い心からでしょう?
どこまでも優しくて繊細で
どんな人のことも、一言たりとも悪く言ったことが
生まれてから一度もないという息子です。
いつも娘と「信じられないよね」というほどです。
そんな息子を心の底から誇りに思います。
りょう、あなたは負けてない!
誰よりも人の心が分かる
その優しさがあなたの武器です!
あなたを認められない社会なら
私は真っ向から戦うよ!!
でも絶対に大丈夫だと信じています。
深い眠りから目覚め
自分の道を選び出し
行けないと言われていた高校入学を勝ち取ったあなたの
新しい人生を、ずっとずっと応援しています。
北海道の広大な自然に抱かれながら
悠々と自分らしく歩いていってね。
高校入学、本当におめでとう!
by albero-yf
| 2012-04-10 16:53
| 大マメのこと